姪や甥が成人式を迎えると聞いて、「おめでとう!」という気持ちと同時に「…で、お祝いっていくら包めばいいんだっけ?」と頭を抱えていませんか。
少なすぎたら失礼だし、多すぎても相手に気を遣わせちゃうし、なんなら兄弟姉妹と金額がバラバラだったら後々気まずい空気が流れそうで…。
正解が分からないまま渡すのって、地味にプレッシャーですよね。
この記事では、姪・甥への成人祝いの相場から、兄弟姉妹との調整方法、現金とプレゼントどっちがいいのか、渡すタイミングやマナーまで、あなたが抱えているモヤモヤを全部スッキリさせます。
姪・甥への成人祝いの相場はいくら?(1万円・2万円・3万円の判断基準)

姪や甥への成人祝いの相場は1万円〜3万円が一般的で、多くの人が選んでいるのは1万円です。
なぜこの金額なのかというと、成人祝いは結婚祝いや出産祝いと違って「一生に一度のお祝い」という位置づけではあるものの、親戚関係の中では比較的カジュアルルなイベントとして扱われることが多いから。
それに、姪や甥本人もまだ学生だったり社会人になりたてだったりするので、あまり高額だと逆に気を遣わせてしまうんですよね。
金額を決める3つの判断基準
1. 付き合いの深さ
普段からよく会っていて、誕生日やお正月にもやり取りがあるような関係なら2万円〜3万円でも自然です。
逆に、冠婚葬祭くらいでしか顔を合わせない距離感なら1万円で十分。
無理に高額にする必要はありません。
2. 相手の状況(学生 or 社会人)
まだ大学生や専門学校生なら1万円、すでに社会人として働いているなら1万円〜2万円が目安。
社会人だからといって必ず増額する必要はないですが、「自分で稼ぐようになったお祝い」の意味も込めて少し上乗せする人もいます。
3. あなた自身の年齢・立場
あなたが20代〜30代前半なら1万円、30代後半以降なら2万円〜3万円という感覚の人が多いです。
自分がまだ若いうちは無理せず、年齢とともに少しずつ金額を上げていくイメージで大丈夫。
迷ったら「1万円+ちょっとしたプレゼント」も◎
「1万円だと少ない気がするけど、2万円は出しすぎかも…」って中途半端に感じるなら、1万円の現金に5000円程度のギフトカードや小物を添えるスタイルもアリ。
金額の相場から外れずに、ちょっとした気持ちをプラスできるので、バランスが取りやすいんです。
兄弟姉妹で金額を揃えるべきか?(親戚間で揉めないための相談と調整)

結論から言うと、兄弟姉妹で金額を揃えておいた方が絶対に安心です。
理由はシンプルで、後から「えっ、私1万円だったのに、お姉ちゃん3万円も渡してたの?」みたいな話になると、めちゃくちゃ気まずい空気が流れるから。
渡した側も受け取った側も、なんとも言えない微妙な気持ちになります。
特に、姪や甥の親(あなたの兄弟姉妹)が「なんでうちの兄弟で金額バラバラなの?」って思うと、関係がギクシャクする原因にもなりかねません。
事前にサクッと相談しておくのがベスト
成人式の1〜2ヶ月前くらいに、LINEやメールで軽く相談しておきましょう。
「◯◯ちゃん(姪・甥の名前)の成人祝い、みんなどうする? 1万円でいい?」
こんな感じで、堅苦しくなく話を振ればOK。
大抵の場合、「うん、1万円で揃えよう」ってスムーズに決まります。
もし誰かが「うちは2万円渡そうと思ってた」と言ったら、その金額に合わせるか、理由を聞いて調整すればいい。
揃えられない事情があるときの対処法
とはいえ、兄弟姉妹それぞれの経済状況や付き合いの深さが違うこともありますよね。
そういう場合は、「基本は◯万円、でも事情があれば無理しなくていい」というスタンスで話し合うのがおすすめ。
たとえば、あなたが普段から姪・甥とよく遊んでいて、他の兄弟姉妹はあまり会わない…みたいな状況なら、「私は3万円にするけど、みんなは1万円で大丈夫だよ」って伝えておけば、後から揉める心配もありません。
相談しないで渡すとどうなる?
実際にあった話ですが、兄弟3人がそれぞれ1万円・2万円・3万円を渡して、姪の親が「なんでこんなにバラバラなの…?」って戸惑ったというケースがあります。
金額に優劣をつけたつもりはなくても、受け取る側はどうしても比較してしまうもの。
事前に一言相談しておくだけで、こういうモヤモヤは確実に防げます。
2万円は縁起が悪い?偶数の金額を包む際のマナーと書き方

「2万円って偶数だから縁起悪いんじゃ…?」と心配している人、意外と多いんですが、成人祝いで2万円を包むのは全く問題ありません。
結婚祝いだと「割り切れる=別れる」を連想させるから偶数は避ける…という考え方がありますが、成人祝いは「別れ」とは関係ないお祝い事なので、偶数でもOK。
実際、2万円を包む人はたくさんいます。
それでも気になるなら「1万円札×2枚」を避ける工夫も
とはいえ、年配の親戚や相手の親が気にするタイプかも…と思うなら、ちょっとした工夫で解決できます。
- 5千円札を混ぜる:
1万円札1枚+5千円札2枚=合計2万円(お札が3枚になるので奇数) - 3万円にする:
いっそ奇数の3万円にしてしまう
ただし、5千円札を使う方法は「お札の枚数が奇数だから縁起がいい」という考え方で、現代ではあまり厳密に気にされません。
無理に5千円札を用意しなくても、1万円札2枚で大丈夫です。
「2」がNGなのは結婚式だけ
もう一度整理しておくと、偶数がタブー視されるのは主に結婚式。
成人祝い・出産祝い・入学祝いなどでは、偶数でも全く問題ないので、安心して2万円を包んでください。
現金とプレゼントどっちが嬉しい?姪・甥に喜ばれるお祝いの形

姪や甥が本音で一番嬉しいのは、圧倒的に現金です。
理由は単純で、自分が欲しいものを自由に選べるから。
20歳前後って、服の好みも趣味も人それぞれで、「これ絶対喜ぶでしょ!」と思って選んだプレゼントが実は好みじゃなかった…なんてことも珍しくありません。
現金なら、自分で欲しいものを買えるし、貯金に回すこともできるし、使い道を自分で決められる自由があります。
プレゼントを選ぶならこんなものが◎
とはいえ、「現金だけだと味気ないかな」「何か形に残るものを贈りたい」と思うなら、以下のようなものが喜ばれます。
| プレゼント例 | 理由 |
|---|---|
| 商品券・ギフトカード | 現金に近い自由度があり、使いやすい(Amazonギフト券、QUOカードなど) |
| ブランドの小物 | 財布・キーケース・名刺入れなど、社会人生活で使えるもの |
| アクセサリー | シンプルなデザインなら好みを外しにくい(ネックレス、腕時計など) |
| 体験ギフト | レストラン券、温泉券、アクティビティチケットなど |
ただし、プレゼント選びに自信がないなら、無理に選ばなくてOK。
「現金+メッセージカード」の組み合わせでも、十分気持ちは伝わります。
「現金+ちょっとしたプレゼント」も人気
1万円の現金に、3000円〜5000円くらいの小物やギフトカードを添えるスタイルも人気。
現金のありがたさと、プレゼントのワクワク感の両方を味わってもらえるので、バランスが取れています。
成人式のお祝いはいつ渡すのがベスト?(当日・前撮り・正月)

成人祝いを渡すベストタイミングは、成人式の1週間前〜当日までです。
成人式が終わってからだと「お祝い」というより「お小遣い」みたいになってしまうので、できれば式の前に渡すのが理想。
ただし、あまり早すぎても「まだ成人式先なのに…」とタイミングがズレるので、1週間前くらいを目安にするとちょうどいいです。
シーン別おすすめタイミング
1. 成人式の当日に会える場合
式の前後で会う予定があるなら、そのタイミングで渡すのが自然。
晴れ姿を見て「おめでとう!」と直接手渡せるので、お祝いの気持ちも伝わりやすいです。
2. 前撮りのタイミングで会う場合
最近は前撮りをする人が多いので、その日に渡すのもアリ。
ただし、前撮りが成人式の数ヶ月前だと早すぎるので、式の1〜2週間前の前撮りなら問題ありません。
3. お正月に帰省するタイミング
成人式が1月の場合、お正月に実家で会うタイミングで渡す人も多いです。
家族が集まる場だと、兄弟姉妹で一緒に渡せるので、金額を揃えやすいメリットもあります。
会えない場合は郵送でもOK
遠方に住んでいて直接会えない場合は、現金書留で郵送しても大丈夫。
その場合、成人式の1週間前までには届くように送りましょう。
メッセージカードを添えると、気持ちがより伝わります。
ご祝儀袋の選び方と表書きの正しい書き方(水引・筆記具の基本)

成人祝いのご祝儀袋は、紅白の蝶結び(花結び)の水引がついたものを選びます。
蝶結びは「何度繰り返してもおめでたいお祝い事」に使う水引。
成人祝いは人生で一度きりですが、結婚や快気祝いのように「繰り返してほしくない」出来事ではないため、蝶結びを使います。
結び切りは「二度と繰り返さない方が良いこと」(結婚、お見舞いなど)専用なので、成人祝いには使いません。
表書きの書き方

ご祝儀袋の表面には、以下のように書きます。
- 上段(水引の上):「御祝」または「祝成人」「成人御祝」
- 下段(水引の下):あなたの名前(フルネーム)
筆記具は、毛筆か筆ペンを使うのが正式。
ボールペンやサインペンは避けましょう。
字に自信がなくても大丈夫、丁寧に書けば気持ちは伝わります。
中袋の書き方
中袋(お金を入れる袋)には、以下を記入します。
- 表面の中央:金額を漢数字で書く(例:金 壱萬円、金 弐萬円、金 参萬円)
- 裏面の左下:あなたの住所と名前
金額の書き方は、普通の漢数字ではなく「大字(だいじ)」という特別な漢字を使います。
| 金額 | 大字での書き方 |
|---|---|
| 1万円 | 金 壱萬円 |
| 2万円 | 金 弐萬円 |
| 3万円 | 金 参萬円 |
お札の入れ方
新札を用意して、お札の表面(人物が描かれている面)が中袋の表側にくるように入れます。
複数枚入れる場合は、向きを揃えてください。
浪人生や社会人の場合はどうする?ケース別の金額変更と配慮

姪や甥が浪人生や既に社会人として働いている場合、「成人祝いってどうすればいいの?」と迷いますよね。
基本的には、20歳の誕生日を迎えたタイミングでお祝いを渡すのが正解です。
浪人生の場合
浪人中でも、20歳になったら成人です。
成人式に出席するかどうかに関係なく、お祝いは渡してOK。
金額の相場も変わらず、1万円〜2万円が目安です。
「浪人中だから気を遣わせたくない…」と思って渡さないのは、逆に寂しい思いをさせてしまうかも。
「大変な時期だけど、応援してるよ」っていう気持ちを込めて、普通にお祝いしてあげましょう。
社会人の場合
すでに社会人として働いている場合も、20歳の誕生日を迎えたらお祝いを渡します。
ただし、社会人として自立しているので、少し金額を上乗せ(2万円〜3万円)する人も多いです。
「もう働いてるから、お祝いはいらないかな」と思うかもしれませんが、成人は人生の節目。
社会人だからこそ、「大人の仲間入りおめでとう」って気持ちを伝える意味でも、お祝いは渡した方が喜ばれます。
成人式に出ない場合はどうする?
仕事や留学などで成人式に出席しない場合も、お祝いは渡してOK。
成人式の出欠とお祝いは別物です。
誕生日や帰省のタイミングで、「成人おめでとう」って渡せば大丈夫。
迷ったら本人の状況に合わせて柔軟に
結局のところ、大事なのは「おめでとう」という気持ち。
金額や渡し方に絶対的な正解はないので、相手の状況や関係性に合わせて、無理のない範囲でお祝いしてあげてください。
姪や甥への成人祝い、相場は1万円〜3万円で、多くの人が選んでいるのは1万円。
兄弟姉妹で金額を揃えておくと後々気まずくならないので、事前に軽く相談しておくのがベスト。
2万円でも偶数だからって気にする必要はないし、現金が一番喜ばれます。
渡すタイミングは成人式の1週間前〜当日までが理想で、ご祝儀袋は紅白の蝶結びを選んでください。
浪人生でも社会人でも、20歳を迎えたらお祝いを渡してOK。
正解に縛られすぎず、「おめでとう」という気持ちを大切に、あなたらしいお祝いを贈ってあげてくださいね。



